2021.02.10
マーケティングGoogleマイビジネスの情報が勝手に編集される!?理由と対応方法をご紹介!
実店舗を持つ経営者さんにとって、Googleマイビジネスは非常に集客効果の高いWebサービスです。近年特に歯科業界では、Googleマイビジネスを使った集患が注目されています。
しかし実際にGoogleマイビジネスを運用していると、「こちらから情報を変更していないのに、店舗の情報が編集・修正されてしまう」といった声をよく聞きます。これは一体どういう仕組みなのでしょうか。
そこでこの記事では、Googleマイビジネスの情報が編集・修正されてしまう理由と、その場合の対応方法についてご紹介します。
Googleマイビジネスの情報が勝手に編集される理由とは?
Googleマイビジネスの情報は、オーナー権限を持たない一般ユーザーからも編集や修正の提案ができる仕組みになっています。いただいた提案をGoogleが承認すれば、情報が編集・修正されます。
ではどのような場合に情報は編集・修正されるのでしょうか。Googleマイビジネスの情報が編集・修正されるケースは大きく以下の3つです。
Googleによる変更
Googleマイビジネスの情報が編集・修正される理由1つめは、Googleによる変更です。Google側から情報変更の提案をされるのには、以下の理由があります。
・Googleはより価値ある情報提供をしたいから
・Googleは情報の一貫性を重視しているから
もし間違った情報が登録されていた場合、それを見た人は間違った情報を認識してしまいます。そうならないようにGoogle側でも、サイトの情報が正しいものなのかどうかを常にチェックしているのです。
またホームページなどその他ウェブサイトの情報とGoogleマイビジネスの情報が異なっている場合は、Googleから情報の編集・修正提案がされやすいです。できるだけGoogleマイビジネスと各種ウェブサイトの情報には一貫性を持たせておきましょう。
ユーザーによるご好意
Googleマイビジネスの情報が編集・修正される理由2つめは、ユーザーによるご好意です。これは元々登録されていた情報にミスがあり、情報の間違いに気づいたユーザーが正しい情報に修正しようとしてくれています。
それができる理由は、Googleマップは非常に多くの人が使うアプリであるため間違いが発見されやすいことと、一般ユーザーからも情報の編集・修正依頼がしやすい仕様になっているからです。
Google側もより正確な情報を登録するために、多くの人からの意見を取り入れようとする姿勢がみられます。
ユーザーによる悪意
Googleマイビジネスの情報が編集・修正される理由3つめは、ユーザーによる悪意です。
3つのケースの中では最も少数なケースですが、一部悪意を持って店舗情報の編集・修正依頼をかけている人がいます。この場合の対応方法については、後ほどの章で解説いたします。
Googleマイビジネスの情報が編集・修正された場合のリスク
Googleマイビジネスの中で、オーナー以外の一般ユーザーから編集・修正依頼のできる情報は以下のものがあります。
・名前(店舗名)
・カテゴリ
・場所
・営業時間
・連絡先
・ウェブサイト
・開業日
これらの情報が編集・修正されることで生じるリスクは、大きく以下の4つです。
顧客が混乱する
Googleマイビジネスの情報が編集・修正されるリスク1つめは、顧客が混乱することです。
特に店名がホームページやSNSの情報と違っていると、顧客は同じ店かどうかの区別がつかず混乱してしまいます。
GoogleはGoogleマイビジネスとその他ウェブサイトに掲載されている情報との一貫性を求めていますが、顧客に情報を混乱させないためにも、全てのウェブサイトに登録する情報は一致させておきましょう。
顧客が店舗に辿り着けない
Googleマイビジネスの情報が編集・修正されるリスク2つめは、顧客が店舗に辿り着けないことです。店舗の場所情報が間違って修正されてしまうと、当然顧客は迷ってしまいます。
登録されている住所に間違いはないか、位置情報は正しい場所に登録されているかを定期的に確認しておきましょう。
営業時間内なのに人が来ない
Googleマイビジネスの情報が編集・修正されるリスク3つめは、営業時間内なのに人が来ないことです。
営業時間を間違って編集・修正されてしまうと、顧客の取りこぼしが起きてしまいます。例えば実際の営業終了は21時なのに、Googleマイビジネスの情報が20時までとなっていれば、その1時間の間にお客様が来店する可能性は下がるでしょう。
ホームページにアクセスできない
Googleマイビジネスの情報が編集・修正されるリスク4つめは、ホームページにアクセスできないことです。ウェブサイトのURL情報が間違っていると、当然ホームページにはアクセスできません。
Googleマイビジネスにしっかり情報を入力するだけでもある程度お店の情報は伝わりますが、ホームページほど詳細の情報は伝えられません。よりお店の存在をPRするためには、Googleマイビジネスからホームページにアクセスできるようにしておきましょう。
今すぐできる対応方法をご紹介!
ではGoogleマイビジネスの情報が一般ユーザーから間違って編集・修正される場合には、どのように対応したらいいのでしょうか。できる対応方法は大きく以下の3つです。
ビジネスオーナーの登録をする
対応方法の1つめは、ビジネスオーナーの登録をすることです。もしまだGoogleマイビジネスのオーナー登録をされていないのであれば、すぐにオーナー登録をしておきましょう。
オーナー登録をおすすめする理由は、もしGoogleマイビジネスに登録されている情報が編集・修正された場合、すぐに通知がくるからです。もし間違った情報に修正されてしまった場合、その修正を取り消すことができます。
手順としては、以下の通りです。
⑴:Googleマップ上の店舗ページを開いて、「ビジネスオーナーですか?」をクリックする
⑵:「管理を開始」をクリックしてビジネスオーナーの申請をする
Googleマイビジネスの管理画面から修正する
対応方法の2つめは、Googleマイビジネスの管理画面から情報を修正することです。これは先ほどご紹介したビジネスオーナーの登録が完了していれば、Googleマイビジネスの管理画面に入って情報を修正することができます。
手順としては、以下の通りです。
⑴:検索ツールで「Googleマイビジネス」を検索する
⑵:管理画面の「情報」というページから、情報の修正を行う
Googleに問い合わせる
対応方法の3つめは、Googleに問い合わせることです。この方法は、Googleマイビジネスの管理画面から情報の修正を行っても、他のユーザーから悪意ある修正依頼をされてしまう場合に行いましょう。
手順としては、以下の通りです。
⑴:Googleマイビジネスの管理画面から「サポート」をクリックする
⑵:「お問い合わせ」をクリックし、Googleに問い合わせる
【まとめ】
以上、Googleマイビジネスの情報が編集・修正される理由と、一般ユーザーから間違った情報に修正されてしまう場合の対応方法についてご紹介しました。
もしGoogleマイビジネスの情報が編集・修正されてしまう場合は、この記事でご紹介した方法を試してみてください。
近年Googleマップを使ってお店を探す人は増加しており、Googleマイビジネスの情報を正確なものにしておくことで、より集客効果が期待できるでしょう。