2025.02.13
その他SOAP形式の記録が継続来院につながる、鍵は「一貫性」
一貫性が生み出す医院の信頼
患者さんが歯科医院を選ぶ際、「ここなら安心して通える」という感覚が重要な要素となります。その信頼を築くためには、診療の一貫性が欠かせません。毎回異なる治療方針やセルフケア方法を説明されたり、スタッフ間で情報共有が不十分だと、患者さんは「本当に私のことを理解してくれているだろうか?」と不安に感じてしまいます。
診療・検査管理システム「Story」は、SOAP形式での記録にも対応しているため、患者さんの医療上の課題を客観的に抽出し、一貫した論理的構成で診療を記録できます。そのため、どのスタッフが対応しても一貫した診療を提供しやすくなり、患者さんに安心感を与えることができ、医院の信頼感にもつながります。
SOAPの記録例を見てみましょう。
SOAP形式での記録はこんなときにおすすめ!
SOAPとは、医療記録を体系的に整理するひとつのフォーマットです。1960年代にアメリカの医師ローレンス・ウィードが、問題志向型診療録(POS: Problem-Oriented System)の一環として考案しました。SOAP形式での記録は、医科歯科・看護・介護・心理などの分野で広く取り入れられています。
- 診療の一貫性を保つ:複数のDrやDHが担当する場合、どのスタッフが記録しても統一された形式で整理でき、引き継ぎもスムーズになります。
- 情報整理し見やすく:S→O→A→Pの流れで記録でき、診療の流れが明確になります。特に、患者の主張と客観的事実を区別しやすくなります。
- 過去の記録を振り返りやすい:治療経過が整理され、患者説明や判断がしやすくなります。
- トラブル防止に:診療を進める上での根拠が明確になり、誤解やクレームを防ぎます。
- 新人の教育にも:思考の流れを整理しやすく、記録の書き方を学ぶのに適しています。臨床判断のスキルアップにも役立ちます。
急患対応のみの場合や、記録を参照するスタッフが他にいない医院では、あえてSOAP形式を選択しない方が記録しやすいこともあります。
患者さんのやる気を引き出す!一貫性+認知的不協和の活用法
患者さんのやる気を引き出し行動変容を促すには「一貫性の原則」に加えて「認知的不協和」の要素を取り入れることもできます。認知的不協和とは、自分の行動や考えに矛盾が生じたときに、不快感を覚え、それを解消しようとする心理のことです。
例えば、ある患者さんが「通院をやめようかな…」と考えている場合に、治療継続の重要性を説くだけではなく、初診時や途中経過の記録、検査結果や画像などを見せながら「ここまで治療が進みましたね」と伝えることで、「途中でやめるのはもったいない」という気持ちが生まれます。これは、「今まで治療を続けてきた」という事実と、「ここでやめる」という選択肢の間に生じる矛盾を解消しようとする心理が働くためです。
人は、一度行った選択や行動を継続したいという思いを持っています。Storyを活用し、これまで治療やメンテナンスを継続してきたことを振り返り「ここまでしっかり続けてこられましたね」と患者さんの努力を認めることで、自信や前向きな気持ちを持ってもらい、治療完了率やメンテナンス継続率の向上につなげましょう!
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