院長もスタッフも直感的に使える。予約ミスがなくなり、新患の紹介増も
- 課題
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- 口腔写真の共有方法がなく、患者は自ら写真を撮るしかなかった
- 予約管理システムで、曜日やユニットの設定ができなかったため、予約の間に空き時間がよく生まれていた
- 予約時間の記入ミスや患者の予約時間間違いがあった
- 対策
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- ジニーメモリーの導入
- Web予約の活用
- 効果
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- 口腔写真の送信が可能になり、顧客の満足度につながった
- 無駄なく予約設定ができるようになった
- ペーパーレス化されて管理が容易になった
患者ニーズがあるから歯科医院として差別化できる
− 今回は院長の前田先生と受付の受付スタッフの方にお話しをお伺いさせていただきます。
ジニーメモリーをリリース当初から導入いただいておりますが、まずは導入のきっかけについて前田先生から教えていただけますか?
院内で使用している画像管理システムメーカーからの紹介です。医院で撮影した口腔内の写真を患者さんの携帯に送ることができるというサービスがあると聞いたのがきっかけでした。
当院では、患者さんの口腔内の写真をお見せながら治療の説明をしているのですが、その写真を携帯で撮影して帰る患者さんが結構いたんです。
今、歯科業界では診察券アプリが流行っていますが、ジニーメモリーを導入することで診察券をアプリに移行できるだけでなく、そのアプリ内に口腔写真や治療中の注意事項なども送ることができるので、一般的な診察券アプリの先を行っていて、純粋にカッコイイなと思いました(笑)
患者さんにモニターで説明した後、「じゃあこの写真アプリで送っときますね」って、その場で送れるのってすごくスタイリッシュじゃないですか。
治療前後の自分の口腔内の写真を欲しいと思っていても言えない患者さんもいると思いますし、実際、治療前後の写真を患者さんに送っているところはあまりないので、医院としての差別化にもなると思い、すぐに導入することを決めました。
導入後の変化は、患者さんが顕著に喜んでくれること
− 治療前後の口腔内の変化を患者さん側でも残しておくことができると、医院への信頼や、患者さんの口腔意識の向上にもつながりそうですね。
実際にジニーメモリーを操作している宍戸さんにお伺いしたいのですが、使用してみていかがでしたか?
特に説明などを聞かなくてもすぐに使用することができました。
導入後の受付対応の変化としては、患者さんにアプリをインストールいただくご案内と、アプリの使い方の説明が追加になりました。
アプリの使い方に関しては、治療に関する説明の際に一緒に説明できるので、初診時での説明のボリューム自体は増えましたが、数分の事なのでそこまで負担には感じていないです。
作業面では、患者さんに写真をお送りするという工程が追加されたので作業自体は増えたのですが、口腔写真をアプリで送りますということをお伝えすると、患者さんは顕著に喜んでくれるんですよね(笑)
若い方は慣れているので比較的すぐに受け入れてくれますし、特に60代以上の患者さん達は「ハイテクですね〜!」と言って本当に喜んでくれます。
診察券アプリだけでも歯科医院の中では先を行っているのに、ジニーメモリーはさらにその先を行っているので、患者さんの満足度も高いと感じます。
− 前田先生から見てもジニーメモリーを導入してからの患者さんの変化はありましたか?
顕著に喜んでくれる患者さんが多いという部分は本当にそうですね。
あとはご家族やお知り合いの方を患者さんからご紹介いただくケースも増えています。先日も患者さんから5人も新患のご紹介がありました。
また、当院では予防、メンテナンスの重要性を患者さんにお伝えしているのですが、最近は初診で主訴がない患者さんも増えてきています。ジニーメモリーがあることで患者さん自身の口腔意識の向上をさらに後押しできていると思います。
入ってくる予約の曜日指定やユニット設定ができるので、無駄なく予約が入る
− ジニーメモリーありきで患者管理システムのジニーもご導入いただいたかと思うのですが、ジニーに関しても実際に導入してみた感想をお伺いできればと思います。前田先生からお話しお伺いできますか?
元々他の予約管理システムを使用していたので、切り替えはスムーズでした。
操作画面も想定内のものが多かったので、感覚でも使うことができています。
最近リニューアルしたジニーのWeb予約は、初診が入る曜日の設定ができたり、診療内容によって使用するユニットも設定できるのでとても助かっています。
多くの歯科医院がWeb予約を取り入れていると思いますが、医院側でこういった設定ができるものはまだないんじゃないかと思います。
細かいところだと、診療内容によって使用するユニットがカウンセリング用と治療用で2台ある場合も、自動でユニットの斜めがけ予約ができる設定ができたりするので、今までは予約と予約の間が20分空いてしまっていましたが、今では無駄なく予約が入るようになっています。
あとは、ペーパーレス化ができたことも大きな変化です。
実際患者さんへの配布物って結構あるんですよね。注意事項だったり、見積もりだったり。紙で渡すと無くしてしまう患者さんも少なくないので、紙よりデータの方が良いと思っています。
予約時間の間違いがなくなったのが一番ありがたい
− ジニーを導入して変わったことはありますか?
診察券が紙の時は、予約時間を間違えてしまうというケースがたまにありました。
手書きで予約時間を書くので、こちらが間違って書いてしまうこともありますし、診察券に書いてあるので、患者さんが時間を間違えて来てしまうこともあります。
今は患者さんの携帯のアプリに予約時間が入るので、記入ミスも患者さんが間違えて来ることもなくなり、それが一番ありがたい変化です。
− ありがとうございます。院長先生、受付スタッフそれぞれの視点でお話をお伺いすることができ、大変勉強になりました。
最後に、今後前田先生がやってみたいことなどがあれば是非お聞かせください。
受付の無人化をしたいですね。全部AIが受付対応をやってくれるような歯科医院が作れたらいいなと思っています。
例えば、治療が終了したら患者さんのパノラマや注意事項などを全部自動で患者さんのアプリに送ってくれたりするサービスができたら面白いなと。
あとは、今使っているジニーメモリーの場合、治療した写真のbefore afterがパッと見てわかるような仕様になったり、診療科目毎に写真が見れたりするとより良いなと思っています。今後の開発に期待しております!
− 前田先生ありがとうございました!
医療法人幸輪会 麻生ハピネス歯科クリニック(北海道札幌市北区北37条西8丁目3-13 前田ビル1階)
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